2018年9月14日-2019年1月27日

展覧会「WALL 印刷物から見る絹谷幸二の〈旅〉」のご案内

 私たちEAST(Experimental Archive Style Tokyo)は、日本の近現代アートがグローバルに認知されていくためには、発信の土台となるアーカイヴの構築が必要不可欠だと考えています。

 そのような思いから2016年11月より、アーカイヴの方法論を実験的に探求していくために、絹谷幸二の資料体構築を始動しました。

 現在、アーカイヴのひとつのモデルとなるべく活動を行っていますが、この度、約1年半に及ぶ活動の成果を展覧会という形で公開することになりました。

 以下に展覧会開催を予告させて頂きます。8月中旬には詳細をご案内致しますので、足をお運びいただけたら幸いです。


展覧会名:「WALL――印刷物から見る絹谷幸二の〈旅〉」WALL: The Journey of Koji Kinutani via Printed Matters

展覧会概要:
 壁画の古典技法を学ぶためにイタリアへ渡った絹谷幸二。その技法をいかに独自のスタイルへと練り上げていったのかを、絹谷がこれまでに開催した膨大な展覧会の関連印刷物(リーフレット、カード類など)、会場写真、出展作品のイメージを通して見出します。
 展示物の中心となるのは、展覧会などのイベントに際して制作されたDMなどのカードです。それぞれのカードには展覧会名、会期、会場、作品のイメージや絹谷自身の文章などが印刷され、展覧会を振り返るためのひとつの記録として見ることができます。グループ展の場合には、ともに出展した作家名が記載されている場合があり、絹谷と活動をともにした作家たちを知ることもできます。(なおこれらのカードは、EASTのカテゴリーで「B1_3(複数あるもの_催事関連印刷物_カード)」に分類されます。)
 絹谷の壁画は、見尽くすことのできない全体とヴァラエティに富む多くの細部との往還関係によって成り立っています。壁面に並べられた資料群を通して展覧会の数々を捉え直すことは、壁画のなかに描き込まれた細部のイメージとその全体の往復運動のように、今なお続く絹谷幸二の作家活動の軌跡、〈旅〉のひとつの全体を指し示してくれるでしょう。
 また、絹谷がこれまで参加してきた「独立美術協会」や「十果会」などのグループ展の印刷物を通して、ひとりの画家の〈旅〉によって編まれた戦後日本美術のひとつ系列が浮かび上がることになるでしょう。

会期:2018年9月中旬〜(詳細は8月中旬にご案内致します)
場所:東京 広尾 (詳細は8月中旬にご案内致します)
展示物:展示関連印刷物、展示写真、展示作品のイメージ
なお、可能な限りWEBにおいても掲載していきます。

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B1_3 カード / Card「B 複数あるもの」

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